「あなたの課題は何ですか?」への回答でわかる転職の志向

こんにちは。転職に関して、フラフラ蛇行している気がしています。前職と同じ農業系に転職するだろうって思っていましたが、他に入社志望度が高いところを見つけてしまい、通ればそっちに行こうかな、などと思っていたりします。ちなみに、一応、そっちは順調です。

 

さて、「転職の思考法」を読んで、早2ヶ月近く経っていると思います。これまでに、いくつか面接を受けてきました。ほとんどの会社が自分にとっては「挑戦」を目指したものでありますが、面接してもらう中で、自分の能力と、相手が自分に求める能力の差を痛感することもあります。その差に関して考えたことを今回は書き留めておこうと思います。

 

あなたの持つ課題は何ですか?

今回その差を考えるにあたり、僕は転職先を大きく三つのレベルに分けられると結論つけました。これはひょっとしたら転職ではなく、新卒の就職活動にも関係するかもしれません。

 

自分の転職先を考える上でのレベル感は、上の質問によって測ることができると感じます。「あなたの持つ課題は何ですか?」と言う質問です。例として、某外資系の種苗会社を受けたときに感じたことを書きとめようと思います。

 

その面接で聞かれたことは主に三つです「なぜ、様々な種苗会社がある中でこの会社を選んだか」「初年度でいくら受注をとって来られるか。また、どうやってとってくるか。」「課題はあるか」

 

僕が明確に答えられたのは、初めの質問だけでした。二つ目の質問の初年度の数字に関しては、自分の想定年収から逆算して、「だいたいこんなもんです。理由は、タネの缶一個がいくらで・・」と言うように推定しながら話しました。

 

ただし、これは「とってこられるであろう数字」で「とれる数字」ではないのです。完全な予想ですし、売り先をすでに確保している訳ではありません。「その数字は、ニーズから逆算したものですか?」と突っ込まれたとき、「いえ、根拠のない予想の数字です」と言わざるを得ませんでした(笑)。ここで、三つ目の質問に繋がってきます。すなわち「課題はあるのか」と言うことです。

 

転職において求められる「課題」とは何なのか?

「課題はあるか?」。結論から言うと僕は農業に関しては課題を持ち合わせていませんでした。一つ目の質問で聞かれたように、他の会社ではなく、その会社を選んだ理由は明確に答えられました。これは面接官の方も意外だったようで「英語のサイトなのによく調べてくれています」と言ってくださいました。一方で、「ここ(その会社)を選んだことでどんな課題を解決したいと思うのか?」まで問われると、そんな意識を農業に関して持っている訳ではありませんでした。

 

品種に関して課題を話すとすると、下のような感じになります。ただの例ですから、実際にこう言う事情がある訳ではありません。

ここの地域のトマト産業を発展させるには、具体的にこう言う特徴のある品種が必要だと思います。なぜなら、こういう事情があるからです。これまでのままでは生産者が抱える問題を解決できないと思いますし、無駄が多いと感じていました。そんな意識を持ちながら品種を調べている中で御社の〇〇と言う品種があることを知りました。この品種の特徴は、まさにその産地が求めている品種ですし、それを導入することによって、産地の課題を解決できると考えました

 

・・・つまり、外資系の会社では、そもそも「あるセグメントに対して御社の商品はニーズがあって、売りたいし売れることがわかっているから御社を受けました。さっさと売りに行かせてください」くらいの考えがないと転職が成功しないのです。

 

転職する際に「これくらいのこと言えて当然だ」と思うでしょうか。仮にそうなのであれば、僕は転職や社会を甘く見ていたと言うことだと思います。ちなみに、これは転職の序盤で受けたところでしたので、僕には衝撃でした。複数受けていく中で、ようやくこの「課題意識」にはレベル感があるのだと知りました。

 

もう一度、あなたの持つ課題は何ですか?

これを踏まえて、もう一度質問を記します。「あなたの課題は何ですか?」。これに答えられるなら、きっと僕が不採用になったような外資系の会社も受けられるのでしょう。

 

これにどの程度答えられるかで、どうやら転職先は大きく三つに分類できるようです。

スクリーンショット 2019-04-06 11.27.56.png
書き方的に上が優れているように見えるかもしれないが、「転職の思考法」曰く、別に上の層の「To do型」が「Being型」よりも優れているとか、良い訳ではないらしい。

この三つに分けられそうです。今回図らずも受けてしまった外資系の種苗会社は、明らかに一番上の層を採用の視野に入れています。おそらく、多くの外資、外資系の会社や、日本でも、ベンチャー企業などは、転職においてこの層の人材を求めているのでしょう。

 

一方、どうやらほとんどの会社はそうでないようで、その多くの人々は二層目以降の会社から求められます。おそらくですが、一番上の層の方が二層目、三層目の会社へ入ると、それはそれで浮くと思います。経験があるかと思いますが、多くの企業の社長さんは、事業によって叶えたい課題を持っていない人も少なくありません。なぜなら、日本の会社の9割以上が中小企業であり、それらの多くが一族経営だからで、親の後を継いだから代表になった、と言う経営者が少なくとも半分以上だからです。

 

仮にこの記事を読まれている方の中に転職をしようと考えている方がみえるのならば、自分がどの層に属するのかを自分に問うことによって、転職による成功率や、転職後の幸福度を上げられるのではないかと思います。ちなみに、「転職の思考法」曰く、「どの層が優れている」とかそういうことはないそうです。

 

レベル感は実際に話を聞いてみないとわからない

ここまで書いてきて何ですが、その会社がどの層の人を求めているのかは実際に話してみないとわかりません。なぜなら求人票で書いている「求める人物像」は企業側も盛りに盛っているからです。それを見ただけでは判断がつきません。意外と「being型」を求めてたり、思った以上に「to do型」人材を欲していたり。

 

ですから説明会とかで雰囲気を知れるなら絶対に参加した方がいいですし、知り合いづてで聞けるならその方がいいです。

 

また、事前に直接話が聞けずに面接を受ける際は、「課題がないから当たって砕けるパターン」の受け答えも想定しておいた方が良いです。これを用意しておくだけでも心の揺れ動きが少なくなり、心に余裕ができます。用意していないと、「ああ、自分には転職する資格がないのかもしれない」と落ち込んでしまうと思います(僕は最初早まったかな、と思いました笑)。

 

ちなみに、絶対に「課題意識」を捏造してはいけません。ないならないで良いのだと思いますし、捏造した課題意識を持って働き続けられるほど、To do型の職場は優しくないでしょう。おそらく、言葉通り心か体のどちらか、あるいは両方が死にます。

 

細かな転職メソッドに関しては転職活動を終えてから経験談として書こうと思いますが、もし転職を検討されている方が、自分がどの層なのかを知りたいのであれば、自分で考えるのもありだと思いますが、僕も読んで、以前の記事で紹介した「転職の思考法」という本を読んでみると参考になると思います。ぜひ、チェックしてみてください。

やてん

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする