デルガードの「デルケシ」は試験には使いにくい? デルガード、モノグラフをマーケティング分析

こんにちは、「筆記具マーケター」のやてんです。色々な僕の中から、今回はシャープペンシルのマーケターとしての僕が記事をまとめます(別に、複数人で書いている訳ではありません)。

今回のマーケティング分析の対象は、ゼブラのデルガード(TYPE-ER)と、トンボのモノグラフです。これらの商品の特徴は、シャープペンシル本体に内蔵された消しゴム(以下、内蔵消しゴム)です。内蔵消しゴムは、細いものが多く、「折れないか不安」「消すのに時間がかかる」との理由で使われず、消しゴムを別で持っている方が多いと思います。IMG_1567.jpg

ですが、以下の場合には、消しゴムを別で持つのが少々不便と感じるのではないでしょうか。

  1. 時間に追われているとき(目で消しゴムを探したくないとき。)

  2. 筆箱から取り出したくない(外出時など)とき

結論から言うと、これらはデルガード、モノグラフが解決してくれます。まずは、デルガードから見てゆきます。

新たな機能「デルケシ」で筆記試験中のストレスをさらに軽減、するはずだったが・・

デルガードの「デルガードシステム」に関しては、以前の記事で語りに語ったので、今回は割愛させてもらいます。簡単にまとめると、デルガードは、筆記試験のために生み出された「芯が折れない」シャープペンシルです。今回の内蔵消しゴムモデルでは、その機能に加えて、内蔵消しゴムの機能が追加されています。

試験中、消しゴムに関して懸念を感じることはあると思います。「肘や手でつついて落としたくない」「持ち替えて消す暇も惜しい」「目線を切りたくないくらい集中している」「電卓も使うからスペースを節約したい」などです。一番大きい理由は、はじめに述べた「肘や手ででつつく」ですかね。気にしないようにすることは、気にしているのと同じで、意識をそちらに割いてしまいます。そうなると、勿体無いですよね。そこで、デルガードは、デルガードシステムに加えて、新機能「デルケシ」を装備しました。

ペンを逆さに向ければ、隠れている消しゴムがひょこっと出てきて、しかも、固定されるのです。えー・・、すごすぎる。すごすぎる・・のですが、ちょっと問題があります。実は、今回使ってみるまでは「デルガード1本で、試験を乗り越えられるレベル」と言うつもりだったのですが、使ってみると、意外と不自由です。

IMG_1569.jpg

消し切るのには結局時間がかかる

ペンを消しゴムに持ち替え、字を消して、またペンに持ち替える、までするならば、持ち替えるだけのデルガードは機能性抜群のはずですが、消すまでに意外と時間がかかりました。内蔵消しゴムが大型化したとは言え、消しゴムを使って消すよりも消し切るまでの往復回数が多く、デルケシでは余計に時間がかかってしまいました。

今回僕が試したのはこういう場面です。中小企業診断士の2次試験では文字制限があり、空欄をうまく調整して埋めるために、書き直しをする場合もあります。実際の解答欄はこのノートのマス目より大きいいので合わせて字も大きく書きます。すると消しゴムで消す範囲もより広くなります。このマス目の字の小ささで消しゴムよりも時間をかけているようでは、実際の試験では使えそうにありません。

IMG_1575
マス目が文字数のカウントになる。ところどころ消しましたが、この小ささでもしっかり消すには何往復か必要。

慣れの問題かもしれませんが、それを言い始めると、消しゴムへの持ち替えとて、慣れでどうとでもなります。筆圧の薄い僕の字を消すのにも時間がかかるのなら、デルガードのヘビーユーザー(筆圧が強く芯を折ってしまう人)にとっては、もっと消すのに時間がかかるでしょうし、デルケシ型にする意味はあまり感じられないかもしれません。

デルガードは使い手の問題を解消しているのか

さて、デルガードのコンセプトは、「試験中のストレス要因の排除」ですが、今回のデルケシ型は、従来型と比べてより多くのストレスを解消しているのでしょうか。個人的には「No」なのですが、他の用途で消す分には「Yes」になるかもしれませんので、その辺は使いながらさらに考えて行こうと思います。

続いて、モノグラフに関してです。デルガードのデルケシ型と、どう異なるのか。ぜひ、チェックしていただけたらと思います。

1 2

やてん

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする