食文化から見出す「ジャポニカ」に関するご報告

「日本らしさ」とは何か。

 

「和食」「和服」・・・。これら、江戸時代には大枠が出来上がっていたものを「日本らしさ」として認識しているならば、現代には「日本らしさ」を感じることができないのでしょうか。

 

僕には、それが疑問でした。今を生きる僕らは、どのように「日本」を捉えればよいのか。

 

これについて、先月書いた記事で、一つの仮説を打ち立てました。

 

様々な国から輸入された文化を、「日本らしい文化」に変化させる、共通のメカニズムがあるのではないかと。

 

そして、文化を取り入れ、分解・消化し、自国の文化として再構築させるそのメカニズムが生命を思い起こさせるということから、そのメカニズム(生命)を、「ジャポニカ」と命名し、その具体的な有り様について探ってゆくことにしました。

 

その序幕として、まずは先月の約一月は日本の食文化について調査し、そこから「ジャポニカ」の生理を探りました。

 

今回は、先月から調査していた情報を整理し、食文化の面から、「ジャポニカ」の生理について考えをまとめます。

 

やてん

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