炭水化物ダイエットはしなくていい。全粒粉パスタを食べる③ 全粒粉イカスミパスタ

久しぶりに、全粒粉生活の報告をします!

 

今回のご報告は、題にあるように、全粒粉パスタでイカスミパスタを作ってみました!というものです。

 

まず、イカスミパスタを全粒粉で作ってみた感想を簡潔にまとめて、その後、試行錯誤の結果、どのようなポイントがあるのかについて整理してゆきます。

 

イカスミソースは、全粒粉パスタ史上、最も「全粒粉感」を打ち消す

イカスミパスタを作った結果わかったのは、あまたあるソースの内、もっとも全粒粉感を感じずにパスタを食べれることです。

 

今まで試してきたのは、ペペロンチーノアラビアータ、ジェノベーゼ(バジルが採れる夏限定)、イカスミの4つです。

 

ペペロンチーノについては、きのこを入れると全粒粉と合うことが判明したので、きのこを食べたいときに作ります。

 

アラビアータについては割と頻繁に作ります。休日前の夕飯か、休日の昼は、高確率でアラビアータですし、半々くらいで全粒粉を使います。

 

ジェノベーゼについては、一回試しましたし美味しかったのですが、実用的ではないと感じます。というのも、うちでは小さい鉢にバジルが2株植わっているだけなので、ひと夏に何回も収穫ができるわけではありません。ですから、乱発できるソースではない(夏で合計3回くらい?)ので、これに関しては白パスタで楽しみます。

 

これまでの試行錯誤の結果、イカスミは「全粒粉感を最小にでき」「乱発できる」良い選択肢だと感じます。

 

「全粒粉感を最小にできる」については、さらに、「色」「味」「香り」にわけられます。

 

まず「色」ですが、白パスタよりも、むしろイカスミの黒さを強めてくれます。黒いソースなので、そもそも茶色を気にすることなく食べられます。

 

次に、「味」ですが、これは前述のとおり、全粒粉感(香ばしさ)をほとんど気にせずに食べられます。

 

最後に、「香り」ですが、これは「味」と同様、あまり香ばしさを感じません。たまにほんのり広がるくらいです。

 

「乱発」できるコスパの良さ。ただし贅沢にいただくこともできる。

これまでは、全粒粉とのマッチングについて述べてきました。

 

ここからは、食べてみたときの味などの印象を、材料紹介を織り交ぜながらお話できればと思います。

 

まず、材料を書いておきます

  • 全粒粉スパゲッティーニ(1.65mm)
  • オリーブオイル
  • ニンニク
  • トウガラシ
  • アンチョビ(お好み)
  • トマトソース(お好み)
  • イカスミ

 

こんな感じです。トマトソースを入れるのを意外に思われる方もいると思います。僕もはじめ意外でした。クックパッドなど調べてみると、案外これはスタンダードらしく、ペペロンチーノにイカスミペーストを入れるというより、トマト感を弱めたアラビアータに、その補完としてイカスミが入るような構成です。

 

このトマトの塩梅については、ミシュラン一つ星のお店のシェフである小倉さんという方がyoutubeで教えてくれていますので、よかったら見てみてください。

 

これは実際にどちらも試してみましたが、トマトソースを混ぜるとイカスミの香りがまろやかになり、旨味も強まります。実際、イカスミのパスタというのは、7割がトマトパスタ、3割が魚介(イカスミ・アンチョビなど)というイメージで、めちゃくちゃにイカスミの魚介感を食べるわけではありません。

 

今回使っているイカスミペーストは、180gで1400円くらいです。イカスミペーストはパスタ1食(80g)分で、大きいスプーン1杯程度(5gくらい?)しか使いませんから、結構コスパがいいです。

 

ダイエットとか気にせずパスタ食べたいけど、ふすまの味がちょっとな・・と思っている方にはオススメかもしれません。

 

・・と言っても、イカスミのあの黒いビジュアルをそう何度も食べたいと思わない人もいるかもしれませんがね。

 

強調しておくと、イカスミパスタは、魚介系のトマトパスタに味が近いので、食べやすいです。僕はトマトソースが好きなので、割と頻繁に食べてしまっています。

 

ちなみに僕は入れるときと入れないときがあるのですが、アンチョビを入れると格段においしくなります。ただし、しっかり味を効かせるほどのアンチョビを入れるのは、まずまずの贅沢だと思いますので、パスタ食多めの人は、入れないときがあっても良いと思います。ツナで妥協するのもありなのかもしれません。

 

全粒粉にはソースを強く当てる。だからこそイカスミは強い。

コスパが良いと何が良いかと言うと、強めにソースを作れるということです。

 

全粒粉のパスタはそれ自体の味が主張してくるので、ソースの味を強めに調整する必要があります。

 

ペペロンチーノの場合、きのこやニンニクを強めて、全粒粉感に負けないようにする。

 

アラビアータの場合、

白パスタではパスタ(乾麺):ソース=1:1なのを、

全粒粉の場合、パスタ(乾麺):ソース=1:1.1

くらいで作る、などです。

 

そんな中、もともと一回の使用量が少なく、乱発できるイカスミは、ソースを強く作る上でコスト面でアドバンテージを与えてくれます。

 

トマトソースを、アラビアータほど使わずに、かつ全粒粉感をあまり感じずに、魚介系トマトパスタを食べられる。コスト面でも家計に優しいですし、味の面でも優秀です。

 

ダイエット、あるいは健康を考えて全粒粉パスタを使っている人は、ぜひ試してみてください!

 

今回の食材

イカスミペースト↓

 

アンチョビ(カルディでも売っている)↓

 

全粒粉パスタ:相変わらずのラティーノさん↓

 

トウガラシ(イタリア産。少量でも辛くできます。辛いのお好きな方はぜひ!)↓

 

今後は、それぞれの食材にピックアップして、メーカー毎の違いなども試してゆこうと思います!

それではまた!

 

 

制作:∃1 production

提供:あたまのなかのユニバース

 

やてん

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