社会的運動方程式で「若い頃の苦労は買ってでもしろ」を考える

ルームシェアを始めて3ヶ月が経とうとしています。先に会社を辞めて転職活動をしていた友人は失業保険を満期分までたっぷりもらって、今、なお就活中であります。本日もその面接で午後から都内へ行きましたが、昼ごはんを食べ終わった辺りで、面白いことを言っていました。「ニートし過ぎて社会と触れ合っていなかったから人と関わるの面倒に感じる」だそうです。

 

慣性の法則に似ていると思いました。仕事から離れると「仕事の圧」がかかった状態から解放されるが故に、後戻りが難しくなる。今の状態を保っているとき、外から力が加わらない限りその状態で居続けようとする。

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物理法則が、そのまま人間の心にも適応されるというのは興味深いです。なぜなら、ニュートンの三法則の一つの慣性の法則が成り立つのなら、他の二つの法則も成り立つと考えられるからです。また、運動方程式から発展した他の物理法則も、人間の心の動きに応用できるとも考えられるのです。「人は感情で動く。理論だけでは動かない。」とは言いつつも、感情の動きすら物理法則で考えることができるというのは珍妙な話です。

 

話を元に戻すと、慣性の法則に関して考えると、人は、苦労する仕事の中にいれば、仕事を増やすことには抵抗を感じにくいとも考えられます。つまり、はじめに無理やりにでも苦労することが当たり前の状態に身を置いておけば、苦労していない人よりも難しいことが出来るようになるし、その経験はその後にも繋がってゆくものだったりします。

 

「若い頃の苦労は買ってでもしろ」とはよく言ったもので、慣性の法則で考えると、はじめに無理やり外から大きな力を加えてやれば、先に進む力が他よりも早くなるし、外から力を加えない限り、そのスピードを維持できるという事なのだと思います。

 

外から力を加えることは、運動方程式で考えます。ある外力Fを加えると、質量mの物体には加速度aがかかるというものです。ちなみにこのa、あるいはFが0の場合が、慣性の法則です。慣性の法則は、運動方程式のある一つの場合のことを指すのです。

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運動方程式のポイントは質量mです。重さによって、同じ力を加えても加速が早かったり遅かったりするのです。同じ力を加えたとき、軽いほど加速は早いし、思いほど加速は遅いです。

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では、このmを心の重さで例えるとどうなるか。mを人間の心で例えると、心の中で占める「変化への怖れ」です。これが、僕のルームメイトが社会に戻ることを難しくしていると思います。

 

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でも考えてみてください。最近、「平成最後の」と同じくらい、「人生100年時代」とも言われます。もちろん時代の先を見ることや、それに適応する力も重要ですが(これも慣性の法則で語れそう)、働く期間が長くなればなるほど、若い頃に得る経験の量で将来の差が大きくなりそうです。

 

よく言われる「若い頃の苦労は買ってでもしろ」は、苦労によって大きな外力Fを自分に与えることができるのであれば、間違っていないのかなと思います。その外力Fに関しては、また考えてみたいと思います。

 

これで90記事。今月であと10記事書き切り、今月末には100記事いってみせます!

 

 

やてん

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