社会人こそ数学を学ぶ意義。社会人からでもやり始めよう

最後の更新からちょうど1か月ぶりでしょうか。定期的に訪問いただいている方はお久しぶりです。

 

3月は2月までの資格試験の勉強と異なり、二つのことに集中していました。一つは転職活動です。2月までは受動的でしたが、3月は主体的に転職活動を行いました。もう一つが、今回の記事にもある数学です。受験追い込みシーズンでもあるためか、ツイッターで「定積分作ってみました」というツイートを見かけ、興味を持って久々に解いたのですが、これにはまってしまいました。そして高校時代に使っていた問題集の新装版を買って解いていました。

 

今後数回は、その問題集を解いていた中で感じたことを書いてゆこうと思っています。今回は、数あるトピックの中から「数学を社会人になってから勉強しても遅くない」ということを書いておこうと思います。

 

数学で何が学べるのか

結論から言うと、数学で学べるスキルの中で重要なものの一つに、「与えられた条件から、求められた答えを出すために道具を使いこなす力」です。これを詳しくお話しする前に、一つ問いを立ててみます。

 

「ある関数の極限を求めよ」と問われたら、まず何を考えますか?

 

・・・この問いに対する回答で、僕は数学の理解度に関して、人々をだいたい三つの層に分けられると思います。

 

一つ目の層は、「極限ってなんだ?と思った方」です。その方は、まず「極限」に関して知る必要があります。二つ目の層は「lim、x→∞ってやつね。懐かしい。」と思う方です。その方は使うツールのパターンを覚えることと、ツールを使える形にするまでの導き方を覚えることです。三つ目の層は「はさみうちとか、区分求積法とかネイピア数や微分の定義の形に持っていくとか、色々なパターンがあるよね。」などと言える層です。その形に持っていくため、問題の条件から最終形に持っていくためのヒントを探す力が必要です。

 

これらの層の中で、数学が面白く感じてこられるのは明らかに第三層突入以降でしょう。ですから、数学を学ぶ際に第一層、あるいは第二層をクリアする必要があります。道具を使って回答を導いてゆく面白さを知るには、ある程度道具を知る訓練と、使う訓練が必要ですから。

 

逆に言えば、三層目までくれば、道具を使う訓練が仕事などにも活きてくることや、先に出したい解答から逆算して必要な要素を洗い出す力を鍛えられることに気がつくと思います。

 

数学を学ぶと何が変わるのか

世にたくさんある思考トレーニング類は、体系化されていないものがほとんどです。故に、「こう言うときはまずこれで考えよう」と言う型を覚えにくかったりします。僕もいくつかやっていましたが、その手の訓練をいくらしても、現実で形が違う場合に遭遇すると、自分がトレーニングしたものと結局結びつけられずに終わってしまいます。

 

でも数学は違います。なぜなら、習った部分が明確で、その中からしか問題が出ないからです。一見これを聞くと、「型にハマった考え方しかできなくなりそう。もっとクリエイティブに、柔軟に・・」と言いたくなるかもしれませんが、社会で解決しようとしている問題、あるいは課題というのは、結局細かい現象(アクション)の積み重ねです。どういう問題なのか。何に影響を与えているのか。逆に与えられているのか。そういうことを色々な切り口で分解してゆくものです。

 

「クリエイティブ、柔軟」というのは、その分解の切り口が斬新であることを言うと思います。世のイノベーションに関する本を読んでいてそう感じます。それは「ジョブ理論」の感想にも書いています。「破壊的イノベーション」は世の中の切り取り方が従来と違うだけで、解決方法には普段から使われている道具が使われています。

 

切り口の斬新さは数学でも必要です。ちなみに、これが必要になってくるのは、第三層の中でも高いレベルのところです。みなさんご存知、旧帝国大学(中でも、東北大、京大は特にこの能力が求められると感じる)や早慶です。ですから、イノベーションを起こせる人材になりたいと思うのであれば、数学を学ぶことから始め、このレベルまで極めるのもアリだと思います。

 

もし何もやっていないのであれば数学から始めよう

数学は、第三層以降まで学べば、ビジネスでも十分に役に立つと考えます。「時間が余っているけど、何に使うか迷う」であるとか、「社会人になって必要だと言われる論理的思考力はどうやって学べばいいの?」とか思うのであれば、とりあえず数学を第三層まで持っていくことをしてみたらどうだろうかと思います。

 

ただ、何もやっていないのなら、です。明確に必要なスキルがあって、そのスキルを伸ばしたいとか目標があるのならば、それを目指した方がいいと思います。それでも、やりたいことがない、何から始めたらわからない、などと思っている大学生、あるいは社会人の方は、数学を初めてみてほしいと思います。

 

このような勝手なテーマの記事に最後までお付き合いいただいたのであれば、本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やてん

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