「好きなことを仕事にする」ために必要なことを考えてみた。with ふぉちょ
Youtuberなど、現代では「好きなことで生きていく」人たちが増えてきて、それを夢見る人たちが増えてきている印象です。
僕やてん(@84st)や、ふぉちょ(@kotobukitoshi)くんも、同じようなことを考えて、好きなことを仕事にしたいと日々語っているわけですが、そんな僕たちが最近好きを仕事にするってどういうことなんだ?ということをちょっと議論してみました。今回は、そんな記事です。
ふぉちょくんについて簡単に説明すると、ミーム論者です。彼は僕の大学の時の友達なのですが、僕の「独り立ちしたいよね」というふざけた相談にも耳を傾けてくれる、貴重な友人の一人です。彼のサイト「ミミズのミーム」は個人的にすごく好きです。ぜひ、読んでみてください!
では本題に。
やてん 好きなことってそもそもなんなの?
ふぉちょ そこなんですよ。 好きなことで生きてゆくためにはまずそこを分析するところからだと思うのです。
やてん 世間でいう好きなことって、コンテンツなのかな? 仮に、プロセスを好きなことって定義しちゃったら、仮説思考とかPDCAとかなんて何にでも使うわけで
ふぉちょ それはもちろんそうだね。
やてん じゃあ、やっぱり「好きなこと」ってそのコンテンツのことだよね。
ふぉちょ とは思ってないです。
やてん というのは?
ふぉちょ 「好きなことで生きてゆくことは幸せである」を前提で議論してるけど、「好きなこと」が本当に「コンテンツ」をすることだけなのか、それとも他の要素もあるのか。それを本人も自覚できていない結果、幸せになれないなんて結構ある話だと思う。だから「好きなこと」の定義づけをまずちゃんと出来ること。これが必要だと思うわけです。就活なんかでも言われる自己分析の意義だね。
やてん ふぉちょ君の場合、好きなことって何なの?
ふぉちょ もちろん、コンテンツの要素もあります。趣味とかね。ただそれをして自分が満足できるというのが大事だと思ってる。うーん確かにそうやって表現すると伝わりにくい。好きなことって言うものはコンテンツでくくっても良いかもしれない。ただそれをやれれば幸せか?というのは違うよね。そこを分析することがまず必要じゃないかと僕は思ってます。
やてん 好きと幸せは違うってことになるけど、その解釈でいい?
ふぉちょ 好きなコンテンツに関わってさえいれば幸せな人もいるけどそういう人ばかりじゃないよね?少なくとも僕はそうじゃない。だから好きなコンテンツ。というのと、「それでどう生きるか」というのはそれぞれ考える必要があると思ってる。
やてん 好きなことを仕事にする、だからね。収入は得られないといけないしね。
ふぉちょ そう。
やてん 「コンテンツ」と、「プロセス」の2つともが好きであるということが成り立っていればいいのかな?
ふぉちょ そうだと思う。プロセスは、何をすればコンテンツで収益化できるか?を考えるところだけど、そのプロセスすら好きであるのがベストだと僕は考えてます。
やてん プロセスの部分は、汎用性の高い能力(要は論理的思考とか)が関係すると思うのだけど、コンテンツにそのプロセスを適用して面白いと感じられるかってことなのかな。つまり、汎用性の高い能力があって初めて好きなことで仕事をするというのは可能になると。
ふぉちょ そういうことだと思う。ただ、やっぱり好きを仕事にして幸せになれるかは、「そのプロセスが好きか」の方が比重が大きいんじゃないかな。そんなの関係ない。って人はコンテンツに関われるだけで良いのかもしれないけど。でも、自分の好きな業界の会社に入社したけど「こんなはずじゃ・・」って話、結構聞くじゃない。
やてん そうそう。だから、親から、趣味を仕事にするな、なんて言われる人は多いと思う。きっと、その親か、近しい人がそういう経験をしたのかな?
ふぉちょ そこまで分析してるかどうかはともかく結果、幸せじゃなかったってことはわかるはず
やてん プロセスを好きになれる素地があって、好きなコンテンツをターゲティングできていれば、好きなことを仕事にしても幸せになれると
ふぉちょ ってかんがえると結構条件多いのよ。
やてん 条件多いね
ふぉちょ 好きなことで生きるのが大変なわけですわ。運もある。そう言う意味では。運って言う話なら好きなことが多い人の方が達成する条件にめぐりあえる機会が多くなるかも。堀江さんのいう多動力じゃないけどそう言う意味でも引き出しは多いほうがいいんかね。
やてん であれば学校の勉強の意味を、点数の取り方を学ぶものだという君の考えも理解できる。その過程は、好きなことを仕事にするための条件を得るチャンスだと思うのね。結局、学校の勉強でそれを面白いと思ってやってこなかった人は、プロセスを好まない傾向が強いと思う
ふぉちょ 確かにね。プロセスを踏んで成果を上げるって事を楽しめるかどうか。というのは勉強を楽しめるかどうかに似てると思う。同義ではないけどね。
やてん うん。だから、傾向が強いと言ったんだけどね。
ふぉちょ それを勉強しなくても出来る人はいるけど、そういうところを育むことに学校の勉強は意義があるのかなー
やてん 勉強っていうチャンスをものにできた人ほど、好きなことを仕事にできる可能性が高いのかな?と感じた
ふぉちょ 可能性って意味ならそうかもしれない。ただ、それやればオッケーなんてものでもないのは世の中見てれば、、、ね?そういうやり方で学べるけどそういう意図を持って活かせない人は結果同じじゃないかなー
やてん 確かに。だと、なかなか好きなことを仕事にできる人は増えなさそうだなぁ
ふぉちょ 何で増えないと思うの?
やてん もちろん、キンコンの西野さん(革命のファンファーレ筆者)とか、いろんな人が表舞台に出てきてて、新しい考え方とかも出てきてるわけだけど、せっかくの学校っていう機会から目的を持って学べる人が増えなきゃ結局好きを仕事にまでできる人は増えなさそうと思った。プロセスの部分を育てる機会が目の前にあることを意識できる人を活かせる活かせないで線引きしてしまうなら。
ふぉちょ そういう教育は必要だね
やてん そう、本当に。今回の話と関係ないけど、やっぱりそこには莫大な潜在ニーズがあると思う。だから、教育に興味がつきないんなけど。ただ、やっぱり好きなことを仕事にするまでには、必要な努力も存在するよね。今回でいう、プロセスを楽しむ能力とかさ。
ふぉちょ そうですね
今回はこれにて終了です。もし、好きなことを仕事にしたいって考えている人がいたら、今回の記事をそれを考える一つの材料にしていただけたら幸いです。また、ひょんなことからふぉちょくんとの議論が出てきたらそれを記事にしようかと思います。
この記事で紹介した2冊の書籍は非常に面白く、勉強になります。これから好きなことを仕事にしていく人へのオススメです!また他の記事でもオススメの本は紹介しますが、堀江さん、西野さんは万人に理解できる言葉で書くことも上手な方々です。まずはこの2冊を読んでみてください!