STU48は乃木坂のライバルを視野に?今後に注目の瀬戸内アイドル

1年前にSTU(瀬戸内)48というグループがデビューしていた

約1年前に瀬戸内7県をテーマにしたアイドルのSTU48がデビューしていたようです。個人的には乃木坂、欅坂の次の坂道がアイドルの名前になって、「赤坂46」とか、港区の坂名でアイドルが結成されると思っていたので、アルファベットのアイドルに戻ったのは意外でした。ちなみに、もちろんプロデューサーは秋元康さんです。

 

 

秋元さんは、各地域にアイドルグループを作り、アイドルの全国化を目指しているとは聞いていましたが、瀬戸内に攻めて行くのであれば、また全国を埋めてゆく方針に戻り、坂道グループはもう乃木坂と欅坂だけなのか、という疑問が浮かんできます。

 

さて、そんなSTUですが、まだこの記事を書いている時点(2019年2月9日)ではシングルは2枚しかリリースしていない状況ですが、ネット上、youtube上では「乃木坂のライバルになるのでは?」と話題になっています。

 

この話の焦点になっているのは、「乃木坂のファンがSTUに流れるかどうか」のようですが、これを考える前に、まずは各グループの競争構造を見てみようと思います。

 

乃木坂は文学英才少女を選んだグループ

乃木坂はAKBの影(シャドー)であり、AKBとは対照的なコンセプトで人選が為されており、AKBが「クラスの明るい女子」なら、乃木坂は「読書好きなおとなしい子」という住み分けがあったようです。

 

一方、影と名乗っておきながら、グループ結成前から芸能活動を行ってきていた者をメンバーに多数引き入れたこともあり、かなり多彩でハイエンドなグループです。個人的にこの手のグループアイドルにおいて珍しいと感じるのはメンバーの多彩かつ多才さです。グループとしての総力もさながら、個の力での活躍の可能性も備えた強いグループが乃木坂です。

もう一つAKBグループと異なる点があり、それはMVのイメージです。AKBは彩度が高く、色数にも富み、鮮やかな印象を与えます。「アイドルって、こうだよね。」と思うのはAKBです。一方乃木坂のMVは淡い色や照明を用い、儚さや、映画のような世界観のMVを観せてくれます。

 

このようなイメージや、個々の力が目立つようになってからは、乃木坂はもはや48グループとは全く別の生態系をもつアイドルだなと感じるようになりました。

 

これらの点で、乃木坂は「おしとやか」「AKBグループのハイブランド」と呼ばれるのだと思いますし、これが「STU48が乃木坂のライバルでは?」と思われる原因でしょう。これは後でまとめます。

 

欅坂はアイドルの常識をぶち壊しにきた

デビューシングルの「サイレントマジョリティー」でのパフォーマンス力が話題で、乃木坂とは全く異なるコンセプトで立ち上がったとわかる欅坂。「読めない」から始まったこのグループですが、画面の中で踊る彼女らは、衝動的、破壊的な動きをします。また、一切笑わない。怖い顔しています。乃木坂のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」とは全然違います。

 

「アイドルって、大変な時もニコニコ笑っているんじゃなかったっけ?」とも思いましたが、どうやら、それらを壊しにきたアイドルが、欅坂のようです。サイレントマジョリティーの歌詞中で既にそれは語られていますし、彼女らのパフォーマンスでは、破壊・闘い・勝利への執念をイメージさせます。もうすぐ出る8枚目のシングル「黒い羊」が話題ですが、欅坂は秋元康グループの「黒い羊」です。

 

こんな感じにパフォーマンス面でグループアイドルを見ると、48グループと乃木坂と欅坂は全く異なるアイドルと言えるでしょう。あくまで、パフォーマンス面で見れば。

 

個々にコンセプトはあれど実際には境界は曖昧

上のようにコンセプトによって分類はできますが、実際に観察してみると、グループの住み分けは意外と曖昧かなと思っています。

 

僕が一番詳しい乃木坂の中にも、乃木坂っぽさの強弱はあります。ぐるぐるカーテンはもちろん、先のレコ大で賞を取った「シンクロニシティ」は歌詞もMVもダンスも、「ザ・乃木坂」って感じで大好きな曲です。一方、賛否は分かれると思いますが、「制服のマネキン」のような力強い曲は欅坂っぽさもあったりします。また、「インフルエンサー」の色使いは欅坂を彷彿とさせます。

 

曲によって、グループのイメージにマッチしている度合いは違います。これは、秋元さんが曲のセンターの子や選抜メンバーなど歌うメンバーのイメージに詞を寄せているからだと思われます。歌うメンバーの「そのグループっぽさ」に強弱がある事によって、その曲の「そのグループっぽさ」の強弱も出ると言うことです。つまり、グループのコンセプトの境界は明確でも、メンバーや曲によってはグループの住み分けの境界に存在していたりもするのだと思います。

 

たまたま比較した曲が、AKBの「大声ダイヤモンド」、乃木坂の「シンクロニシティ」で欅坂の「サイレントマジョリティー」とかなら互いの違いもわかりやすいですが、「制服のマネキン」と「サイレントマジョリティー」だと違いがわかりにくいと感じます。曲によってはグループの見分けはつかなくなりもします。

また、AKB、乃木坂、欅坂それぞれは冠番組を持っていますが、メンバーの個性自体に大差ありません(能力差は感じる。乃木坂は圧倒的に多才。)。番組での雰囲気の違いはMCの違いによっての方が如実に出るのかなと思っているくらいです。グループっぽさがある人もいる一方、どこでもやっていけそうな人もいますし、皆面白い人達だと感じます。アイドルになるくらいですから皆綺麗ですし、はっきり言って、アイドルが好きな人じゃなきゃ皆同じに見えるのもわかります。僕とて乃木坂に興味を持つまでは前田敦子と大島優子と横山由依しか知りませんでしたので。

 

STUの位置付けは?乃木坂のライバルになるか?

さて、本題のSTU48です。公開されている数曲のイメージやMVの色彩を観ると、確かに乃木坂に重なるところを感じます。STUのグループ全体の雰囲気も掴めていませんし、個々の性格もわからないし、名前を覚えられたのは中性的な顔立ちで一人目立った岡田奈々だけです。

 

「コンセプトが重なる」との言説を鑑みるに、両者は似たコンセプトを持って活動していると感じるわけですが、現状を思うと、STUは「おしとやか」なイメージを持つ乃木坂のライバルと捉えられる可能性が高いです。しかし、如何せんSTUは結成して日が浅いですから、まだコンセプトがはっきり見えてきません。ですから、現状は、です。

 

乃木坂のライバルとも判断されますが、STUはあくまで「瀬戸内のアイドル」というコンセプトです。今後何曲かシングルを出してゆく内に、瀬戸内海のイメージや現地のイメージが前に出てきて、乃木坂との違いを感じるようになるかもしれません。個人的にはそうなった方が面白いと感じています。

 

ちなみにSTUに重なるアイドルが乃木坂以外にもあります。仙台のご当地アイドルのWake Up Girls(WUG)です。ご当地感と曲のノスタルジックなところが似ていて、「WUGを秋元さんがプロデュースするとこうなります」と言うのがSTUであったらいいなと思っています。

 

仮に乃木坂とライバルになるのであれば、冠番組以外の番組、分野にも通用する尖った個の力が求められますし、メンバーの総合力で乃木坂を超えるにはかなりの能力値が必要です。バラエティ力に関しても、乃木坂は冠番組の「乃木坂工事中」のMCがバナナマンであることによって、かなり鍛えられています。バナナマンのコント見た事ありますか?あの二人、もはや作家です。そんな強力なグループと勝負してゆくのであれば、勿体無いと思いつつ、それはまた面白くもなるかもしれません。今後も、STU48には注目してゆこうと思います。もちろん、乃木坂にも笑

 

 

 

 

 

 

やてん

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