景門はいきなり開いてはいけない

「あ、書きたい」って思ったことをまとめて寝かせておくと、却って「いつか書けるからいいや」と思って書かずに溜まっていく結果になっちゃうので、どうでもいい日常のシーンの回想でもいいから書こうと思います。書く癖、しっかり言葉にする癖を無くさないようにしないと。

 

今日、2020年8月11日は、暑かったです。自転車に乗っていても、室外機から出てきている風を正面から切って進んでいるような感覚でした。全身にモワッとした空気がつきまとっていて、自分が発するオーラで自分で暑くなっているのかと思うほどです。ナルトが分かる人は、ガイ先生の青い蒸気を思い出した人がいるかもしれません。「気温が高いって、ここまで暑いんだっけ?」という感じ。我が家のバジルも同じ気持ちだったようで、朝やった水を吸水しても、蒸散のスピードに追いつかないせいで、「水をやっているのに萎れている」状態になっていました。

 

立っているだけで汗が垂れるのも意味がわからなかったんですが、この「意味がわからないとか言っている自分」もおかしいじゃないですか。夏は暑いものだし。汗だって、気温が高くて、皮膚の温度下げるために出してるんですよ、バジルと一緒で。これで説明で終わりです。

 

なんでこんなに暑さを不思議に感じるのかを考えたのですが、最近まで梅雨だったことと、外出をかなり自粛していることが理由だと思います。つい最近までは曇りや雨が続いて、日光による暑さを感じずにいられたんですよね。その上、この時期は例年海に行ったりアウトドアになっているはずの自分が、極端にインドアになっているのも理由ですね。

 

いい機会だからいろいろまとめて勉強する時間に当てようと思い、よほどの用事が無い限りは外出を徹底的に自粛していました。昨年までは快晴の空の下で多摩川の河川敷を毎日走っていたこともあったのに。それくらい、自分にとって自粛はストレスが無いものだったので、自粛疲れとか無いし、むしろ外出できないくらいでストレスたまる奴なんなの?くらいに思っていました。別に外出できなくても家で楽しめるでしょう。結婚生活・離婚関係に関しては、地底人の僕には理解が及ばない天空で行われている話ですが。

 

そんな自粛を楽しむ一方、それに過度に適応していたということです。ここ最近の暑さに、完全なインドア仕様の自分は参ってしまい、自粛と天気にずいぶん体調が振り回されたみたいです。

 

僕の専門とする農業の話をさせてもらうと、野菜を栽培する農家は、苗を畑に植える前に「馴化(じゅんか)」と言う工程を踏みます。苗を畑に植える前に、大事に大事に育てきた苗を、外の環境に馴らすための工程です。ぬくぬくの温室育ちをいきなり畑に植えると、急激な「環境の変化」によるストレスを受けてしまいます。そのストレスで根の発育が遅れると、生命維持に対して致命的ですから、それを馴化で回避するのです。

 

案外人間も同じようで、何かアクションを変える(今回の場合は、インドア時間の極大化)と、環境からうける影響度もちゃんと変わるんだな、ということと、馴化の工程って疎かにできないな、ということを学んだ猛暑日でした。

 

 

 

 

 

 

やてん

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