脱・浪費。失敗しない買い物のために意識した方が良い5つのポイント

今回は、買い物について個人的に重要だと感じる5つのポイントについて考えてみました。このブログの企画、「∃1 production(アルワンプロダクション)」は、「たったひとつの存在を、選ぶ」をテーマに、読者さん方に良い買い物をしてもらうことを目指しています。

そのために、このブログの筆者が考える、最低限、買い物において押さえておきたいポイントを、ご紹介できればと思います。

そして、この記事で紹介する5つのポイントを元に、今後も、記事で様々なモノを紹介してゆけたらと思います。

こんな感じに・・↓


理屈よりも感覚で物を選んでいる

これが第一条である事には、理由があります。これは、下記の四条と関係してくるからです。それくらい、人は理屈よりも先に、感性で物を買います。ひと目見て、「あ、気になる」と手に取り、それを買うべきかを後から考えるのです。自分の感情を俯瞰して見ていると、それがよくわかります。 

これは、ファスト・アンド・スローという行動心理に関する本の中でも違う形で紹介されています。人は、慣れ親しんだ直感による思考システムと、比較・分析・検証に向いた論理的な思考システムの両方を持っており、普段は前者が情報を処理しているそうです。買い物にも同様な心理が働いていると考えられます。 

見た目から入り、その機能が自分にとって必要かどうかを検証し、自分で自分を納得させることができれば、その物を買います。つまり、実は比較や理由づけは後につくものであり、あくまで人は、基本的には直感的な感性に支配されていると言うことです。 

買い物で失敗しづらい人は、①自分の感性のアンテナを熟知している、②感性を信用せず、比較・検証を満足に行ってから購入する の2パターンの方がみえます。ちなみに②だった人は、徐々に自分の中に普遍的な好みの傾向があることに気が付き、次第に①になっていくようにも感じます。

 

ゆえに、まずは②にあるように、感性を信じずに、比較・検証を行う事が、買い物を上達する道の一つだと僕は考えています。 

この第一条で伝えたかったのは、まずは、自分の感性が買い物に大きな影響を与えている事を自覚をする、という事です。実は、感性は自分が得た情報にも影響されやすいです。雑誌、流行、最近では、youtubeでのレビューなどに自分の感性が引っ張られるのです。自分の感性を熟知している、と書きましたが、これは、感性が、自分が見た情報に影響を受けているかどうかのゆらぎをもリアルタイムでチェックできる事を意味します。 

ちなみに、感性で買い物をすることは悪いことではないと思います。適切に成熟したアンテナにビビッときたものは、案外後悔のない買い物になりやすいとも感じるからです。

重要なのは、そのアンテナが揺らいでいないかをチェックすることです。下記の4つのポイントを参考にして、アンテナの揺らぎを詳細にチェックしてもらうのに役立ててもらえれば幸いです。

便利でなければ使われない。されど、便利なだけでは物足りない

基本的に、人は不便なものを使いたがりません。上では感性で物を選ぶと挙げましたが、かといって、使うのに不便な物は、便利な物に比べてどんどん使われる回数が少なくなってゆきます。ですから、使う事に障壁が大きい物は、買うと失敗しやすいです。裏を返せば、便利な物、使うのが簡単な物は、長く使う、いい物である可能性が高いです。

 

ところが、便利なだけで十分かと言うとそうでもないのは、第一条でお話しした通りです。人は、自分の感性と共振した物でないとなかなか気に入りにくいものです。故に、機能が必要で買うとしても、最後には感性がフィルターとして介入してくるし、その感性を無視すると、すぐに買い替えたくなったり、他を優先して使おうと思ってしまうのです。

 

機能においては「便利さ」を重視し、感性で絞る、が得策そうですね。 

人は物に自分の心情を投影させる

特にブランド間の知覚差が大きい物にいえますが、人は持ち物に対して、その物から自分・あるいは世間が感じとるイメージと、自分の心情とを重ね合わせる事が多いです。ルイヴィトンのモノグラムの財布を持つ事がなぜ日本のお母様方の中で流行ったかといえば、それを見せれば、「余裕のある生活をしている」と思わせられるからです。そういう人の周りには、ルイヴィトンなどの「わかりやすい高級感」に過敏な人が多いので、そのコミュニティの中での「一軍」になるために、わかりやすい高級感を身に纏いたくなるのだと思います。 

ブランドのコンセプトへの共感も、心情の投影と言えると思います。例えば、シャネルを身に纏うのは、ココ・シャネルの「既成概念を壊す」に影響を受け、そのコンセプトや生き様を自身にも纏わせたいからではないでしょうか(もちろん、すべての人がそうだとは言いません)。 

こういう風に、人は買い物に、自分の内面の心情を投影させているのです。

 

これを実践的に使うならば、「好きなテイストが変わる」「好みが変わる」というのは、「自分の見られたい姿が変わる」「自分の中の、見せたい部分が変わる」と言えます。もし、長く使いたいものを買うのであれば、様々な好みに合いやすい物を買うのが重要とも言い換えられます。第一条で、自分の感性のゆらぎをチェックする目が必要、と書きましたが、この「自分の心情」を客観視することも、自分の好みを理解するために役立ちます。 

シンプルで上質な服を飽きずに長く着られるのは、このためでしょう。 

利益よりも利潤を求める

これは、お金の使い方についての話です。利益というのは自分が支払ったお金以上の価値のことです。利潤に関してはあまり聞き慣れないかもしれませんが、あるお金をいくつかの選択肢のうちどれかに投じる場合、最も利益が上がる選択肢についての利益のことです。簡単に言うと、随時、優先順位にしたがって物を買う、とも言い換えられます。 

例えば、服、鞄、カメラ、イヤホン、旅行、高級ディナーの4つのいずれかに自分が5万円を投じるとすると、5万円をどのように使う事が最も「幸せ=利潤を得られる」にできるのか、という考え方です。この損得勘定を、人は無意識にやっているのです。そしてその背景には、「幸せ」の定義があります。これは前述したように「どのような自分を肯定できるか」「どう自分を見せたいのか」の問いに対する回答です。 

物を買う場合、「限定品」や「割引」から切迫感を与えられたりして自分の優先順位が揺らぐ事があるでしょうが、そのときは、冷静に「幸せ=利潤」の定義を自分で再確認すれば、一時的な感情の揺らぎに対応する事ができます。 

本当に欲しい物ならば、何年経っても欲しい

買うかどうか迷うならば、一旦冷静になるために距離を置くことも重要です。そもそも、第一条で「感性で物を買う」、とお話ししたように、感性が成熟してくると、一瞬の直感で、それがいい買い物につながる可能性も高いです。故に、「気になるけど迷う物」については、そもそも失敗に繋がる可能性の方が高いのです。 

ただし、この出費が、自分にとって少し背伸びをして買い物をする場合に限れば、良い買い物になる可能性も高いです。迷う理由には上記の優先順位の問題もあるからです。つまり、「他の物を差し置いて、高価なこれを買っても良いのだろうか」という考えです。この場合、少し時間をおいてみると、物によって違いが出ます。すなわち、買わなくて良い物は2週間もすれば忘れてしまっている一方、買いたい物は忘れられない、のです。僕の経験上、3年経っても覚えています。

 

「これは限定モデルだから・・」という理由があるかもしれません。しかし、それは切迫感を与えられて、その虜になってしっまっている可能性がありますので、その場合は冷静になった方が良いかもしれません。限定である事以外にも欲しい、あるいは必要な理由があるのかどうか、考えてみるのが良いと感じます。 

もちろん、少額の買い物とて、塵も積もれば、いつの間にか高くつく事もあります。倹約家の方は、その小さな出費についてもこの第五条で考え、買うかどうかを決めている人の事を言うのです。 

おわりに:買えなかったことへの後悔は・・?

この記事で一貫して取っているスタンスは、「慎重に買い物をしましょう」な立場です。

この慎重さが、買い逃しを起こし、買えなかった後悔を残すこともあると思われます。

これは個人的にも難しいな、と感じています。僕は今の所、買い逃したな、と思うようなものに出会ってきていませんから、その後悔に対して、自分の心がどのように対処するのかについて、データが取れないのです。

もし、買い物に後悔がある、という話があるのならば、ツイッターでも、コメントでもいいので詳しく教えてもらえたら、と思います。

制作:∃1 production

提供:あたまのなかのユニバース

やてん

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