中小企業診断士 資格学習日記① 書かない学習を推す僕が書く学習を始めた理由

最近、毎朝の日課として、中小企業診断士の過去問を一年度、一科目ずつやっています。

 

中小企業診断士の試験は大きく分けて、一次試験、二次試験、面接の3つに分れています。僕は今一次試験(毎年8月)の勉強をしていますが、一次試験は7科目あり、3回目の試験までで7科目全てに6割で合格しなければなりません。

 

その後、2次試験(毎年10月)では、4つの診断事例に関して、記述式で回答をし、こちらは、一次試験を取った年から2回以内に合格する必要があります。

 

面接は、二次試験も通った人に向けて行うそうですが、これはほぼ合格しているようです。

 

僕は過去2回の試験を受け(一回目は、勉強し始めてすぐ試験だったので、ボロボロ)て、現在、「財務・会計」、「運営管理」、「経営情報システム」、「経済学・経済政策」に合格しています。

 

残りは、「企業経営理論」、「経営法務」、「中小企業経営・政策」

企業経営理論に関しては、2次試験とも、合格後の業務とも密接に繋がっていることもあり、個人的には6割合格は許せません。

 

経営法務に関しても、問題の内6割を占める「産業財産法(特許法など)」は、企業の競争優位の源泉でもあるので、その周辺知識は重要です。

 

もちろん、中小企業経営・政策も重要です。企業の現状を知ったり、その上での幅広い支援制度を覚えておくことで、打ち手の幅も広がります。

 

では、過去問に関して三科目のみについて解いているかといえば、そんなことはありません。

 

個人的にラッキーで受かったと思っている「経済学・経済政策(得意なグラフ問題がたくさん出た。他は悲惨だった)」と「経営情報システム(基礎的な問題と消去法でギリギリ取れた)」に関しては、結局二次試験に向けてもう一回勉強し直す必要があるため、結局こんな感じで進めています。

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企業経営理論に関しては当たる確率を上げていたのですが、かなり当たってしまったので、12月はどの科目も比重を同じにしようと思います。

 

(1)サイコロで年度・科目を決める理由

(1)でサイコロのランダムにしているのは、あらかじめ自分に準備をさせないためです。「うわ、経営法務来やがった」と言うときに解けないものは記憶に残りやすい、と言う今までの経験から、あえて計画をしないでいます。結構覚えられます。

 

高校のときのテストを思い出して欲しいのですが、悲惨な点数に落ち込んだとき、追試の勉強をすると、結構効果ありませんか?高一の悲惨な経験を思い出しつつ・・。あれを狙っています。

 

さらに言うと、これはサイコロアプリで目を決めています。サイコロを自分で振ると、出る目のコツとかわかってくるのが嫌だったので笑

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上が年度、下が科目を示すので、さっきのルールでいうと、H.26年の経済学・経済政策を解答します。

次に、解答、解説まとめです。

 

(2)解く際に気をつけること

こんな感じで解きます。

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各ページの左に解答を書いて、ふんだんに解説を書き込めるようにしておきます

問題の解答を詰めてしまうと、解説を書く気分がなくなってしまうので、思いっきり余白を取ってみましたが過去問では毎回テキストでは触れられていないような詳細の部分まで出題されるものがあり、解説を書くことが不要なことは少ないです。

 

写真の右側はスカスカですね。右はマーケティングの分野なのですが、こっちは常日頃から考えている部分ですので、結構得意です。

 

ちなみに、ボロボロな回はこんな感じです。

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得意なはずの特許、意匠、商標などについても、結構間違えるとこうなる。字が多い・・。

 

書くのは嫌いだが、この方法を取ったのには理由がある

僕は書くことが嫌いですし、「読む勉強法」こそ最強だと思っています。知識もしっかりインプットすればテストは解けますし、解説も、読んでそれで終わり、でいいのです。

 

そう思っていた僕は、それでも過去問を解くことについては書くことにこだわることにしました。なぜか。

 

これについて書き始めると、またいつも通り長くなるので、また書くとします。ただ一つ言えるのは、僕のバイブルである「イシューからはじめよ」の、著者の安宅さんが仰っていた以下の発言に納得した、というのが関係します。

 

『何度も情報のつながりを想起せざるを得ない「なるほど!」という場面を繰り返し経験していると、その情報を忘れなくなる。』

 

つまり、使ってみて情報が重要だという経験を積めば積むほど、その情報は強固に記憶されるということです。

 

安宅さんの「イシューからはじめよ」、学びが多いので、ぜひ!

 

 

「書く勉強」を始めた経緯について書きました。こちらもどうぞ!

 

前回の記事で、勉強法に関してちょっと触れたのですが、その反響がまぁまぁあったので、今回の勉強法に切り替えた経緯を自分で整理しておきます。よかったら、前回の記事と合わせてご覧ください。

 

結論から言いますと、方程式は、「見える化」×「強迫観念」×「成長の実感」=「書く勉強」の効果最大化です。

 

やったことの「見える化」ができる

本来どんな風に過去問を解くものかわかりませんが、僕は、基本的にいらない広告の裏だったり、間違えて刷った論文の裏紙などを使って雑多に解答し、それを答え合わせして、そのまま捨てていました。

 

何回か同じ過去問を解くと、自分が正解できているものと、できるようになったものと、相変わらず正解できていないものの三つがあることに気がつくようになりました。

 

その変遷を見直したい、と思った時に、冊子になっているのが好都合だと気がつき、ノートにまとめることにしました。ただ、ノートにまとめるとなると、スペースの問題が出てきます。

 

問題の解答だけをノートに書くとなると、ノートを使い切るには膨大な回数、問題を解かなければならなくなるし、問題の解答用紙として使い始めたノートを別用途でまた使い直すのも嫌じゃないですか。

 

僕はこういうのを結構気にする方で、そのノートには、ちゃんと一つの役割で使い切りたい欲があります。「数学の問題集ノートは、数学の問題集にだけ使いたい!」という感覚です。

 

そこで考えたのが、一回を見開き一枚にまとめる方法です。すると、今度は膨大な空きスペースが出て、もったいなくなります。そして、それを埋めようとする、ある種の「もったいない」感覚が沸き起こります。

 

「スペースを埋めなければ」という強迫観念から、ノートに何を書くと学びになるか考えるようになった

もっぱら僕がノートに書いているのは、「どこで自分が間違えたか?」です。問題の前提となる知識を忘れていたのか・知らないのか?その思い違いをしていたのか?問題の選択肢の解釈を間違えたのか?

 

また、選択肢の中で、二択、あるいはそれ以上で迷うことがあった時、その迷った選択肢のうち、誤りのものは、正答と何が違うのか。とか。

 

単にそこで問われている知識を書き写したりしても、その知識を応用する際に、その応用の回路を忘れていては、同じ間違いをすることに気が付いてからは、書くことにも意味を見出せる、と思えるようになりました。

 

上で太字にしているところは、前回の記事でも紹介している「イシューからはじめよ」に書かれていた「理解」を実感した瞬間でもあるので、ポイントとしています。

 

今まで単なる知識(例えば、「セグメンテーションとは市場の細分化である」という一つの点)だったものが、過去問を解き、色々な知識との繋がりを見出せるようになりました。これを、意識しながら改善できるというのは強いです。

 

「理解」というものに関しては、なんとなく体に染み付いた感覚はあっても、その感覚を言葉で言い表すのは難しいところですが、それを言葉と体験の両方で掌握できるようになると、「理解」の知覚に関して、より鋭くなれます。

 

この力は、どんな学習にも応用が効くものだと思いますので、この勉強の際に、今後のためにも良い能力のタネを発芽させられたなと感じています。

 

さて、「理解」を理解すると、次のステージへ進むスピードが一気に早くなります。

 

ノートの空白を埋めるようになってから、次回の正答率が急激に上がった

前回の記事で述べたようにサイコロで降っていると、ランダムに問題が来るため、だいぶ経ってから前にやった回の過去問が再びやってくることがあります。

 

忘れた頃にやってきた問題ですが、驚くことに上で述べた要点を抑えてノートを書いていると、以前よりも問題を精密に、そして早く読めるようになっています。

 

しかも、誤りを明確に判断できるようになっています。

 

前回の解答もノートには残っていますから、正答率を比べると、一回目が不合格(6割未満)だとしても、次回は少なくとも8割ほど取れるようになってきます。

 

成長の実感をノートが埋まっていく達成感と、点数に現れ、その数値が成長しているという実感は、成果にも、新たなモチベーションにもなります。

 

書く効果を最大化させる勉強法は、写経ではない

今思えば、ああ、こうやって勉強すれば、もう一年早く合格できたのか?と思ったりもします笑

 

まぁまぁ、こうすれば独学でもちゃんと知識も知恵も得ることができる、ということがわかったので、今後、この一年をてこにかけてイシュー度の高い時間の使い方をしてゆけたらと思います。

 

さて、実は一回サイト全体を更新しており、以前のこのブログをご存知の方は、写経の勉強法を僕が試していたことをご存知かもしれません。

 

僕は、写経はだめでしたが、今回の「書く勉強」は身に、いや、血肉になりそうです。

 

やっぱり、長くなっちゃいました。この悪い癖、なんとかしたいところですね笑

 

それではまた!

やてん

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